top of page
kisui-pc1.gif
PAGEtop
・ステートメント・開催概要

汽水域アートシェアリング2022

ウェルビーイングを共創するプレ美術館セラピープログラム

目の見える・見えないという互いの世界に思いを馳せながら、障害を超え、アートを巡って対話する二日間。

人が新たな人間関係を築こうとする時、情報共有はともかく、感情の共有までもは難しいものです。「相手を理解するべき努力は最大限するべきだが限界もある。そうした限界を超えて、共感や驚きを抱けるのが芸術の力ではないか」とある研究者は述べましたが、アートの鑑賞や創造を共に行う体験は、驚きや喜びといった様々な感情の共感を促し、人の間に横たわる障壁を溶かしうる可能性を多くはらんでいます。そうしたアートのシェア体験がもたらす効果を活かし、例えるならば海と川、それぞれに生息する異なる領域の水中生物群が、海水と真水とが混交する河口付近にて互いに交わりながら豊かに共生しうる汽水域のような隔たりのない人間環境を、私たちが暮らすこの地域社会に築けないものでしょうか。アートシェア体験がもたらす共感力を活かした地域創生プロジェクト「汽水域アートシェアリング」を鳥取で今、始動します。

主催:鳥取大学 地域価値創造研究教育機構
共催:鳥取県教育委員会美術館整備局、鳥取県立美術館パートナーズ
特別協力:あいサポート・アートセンター

kisui-logo.png
・ギャラリーコンパ@鳥取県立博物館2022
kisui-pic_1.png

ギャラリーコンパ@鳥取県立博物館2022

視覚を超えたアート共同鑑賞ワークショップ

12:00‐14:00〜 受付時間|11:30‐11:50

会場:鳥取県立博物館第3展示室・2階会議室

(※受付場所:1階エントランス)

参加費無料

​定員

12名(視覚障がい者3名/晴眼者9名) ※事前予約制(申込多数の場合には先着順)

参加対象

中学生以上の方(当日、体調不良の方はご遠慮ください)

目の見える・見えないという互いの個性を活かしあって行うアート共同鑑賞ワークショップ「ギャラリーコンパ」を開催。今回は、鳥取県立博物館開館50周年記念企画展「すべてみせます!収蔵庫の資料たち」の展示美術作品を共に鑑賞します。視覚を超えたアート共同鑑賞を、ぜひ一緒に体感しませんか?

ファシリテーター|石田陽介・濱田庄司・松尾さち
運営|鳥取大学デザインプロジェクト

kisui-1-2.png
kisui-pic_6.png
kisui-pic_7.png

「ギャラリーコンパ」とは、美術館に視覚障がい者と晴眼者が共に赴き、対話を通して視覚芸術とも呼ばれるアート作品を一緒に味わう鑑賞ワークショップです。2005年九州で石田陽介・濱田庄司・松尾さちによって始動し、年3回程のペースで開催を続けています。これまで17年に渡って延べ百人以上の視覚障がいを持つ方々を美術館へと誘い、晴眼者との対話や触感による「視覚を超えたアート共同鑑賞活動」を促し、支援してきました。

kisui-pic_4.png

①名前 ②年齢 ③障がいの有無 ④博物館での駐車場使用の有無 ⑤電話番号およびメールアドレス を記し、メールにて鳥取大学・石田陽介まで(電話 090-5931-7441 )

鳥取大学地域価値創造研究教育機構の地域創生教育推進室では、地域社会で活躍できる知識・技術を身につけた人材を養成するため、「地域創生推進プログラム」を開講しており、本演習授業「デザインプロジェクト」(担当教員:石田陽介)は、その一つに位置します。実現化したい鳥取のビジョンを思い描き、地域に暮らす様々な方々と協働したコミュニティアートの実践活動をもって、社会包摂の推進に挑む本企画は、鳥取大学の「デザインプロジェクト」受講生によって運営されています。

・お申し込み先
・鳥取大学デザインプロジェクト
・映画『目の見えない白鳥さん、 アートを見にいく』
kisui-pic_22.png

参加費無料

kisui-3-2.png
kisui-3-1.png

*参加にはトークショーへの参加が必要です。
*当日は、書籍『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』をはじめ、関連グッズや書籍も販売いたします。

トークショー終了後、サイン会を実施いたします。

zqXLqO.png
・先行上映会
kisui-pic_3_5.png

駐車場について
❶鳥取県立博物館構内駐車場が満車の場合は❷鳥取県庁構内(駐車可)または❸鳥取県庁北側駐車場をご利用ください。
*身障者用駐車場:本企画用に地下駐車場(入り口向かって右側駐車場奥)に4台ご用意していますので、駐車場係員にお申し付けください。

鳥取県立博物館バリアフリー情報

kisui-pic_3_6.png

スロープ
車いす利用の方、階段を利用されない方のために、玄関ホールまでスロープを設けています。

視覚障がい者誘導点字ブロック

玄関ホールまで点字ブロック及び手すりを設置しています。

kisui-pic_3_7.png

多目的トイレ

1階ホールのカフェ横に自動ドア付き多目的トイレを設けています。

段差解消リフト(2台)

車いすでおいでの方、2階ホールから講堂や特別展示室に出入りされる場合にご利用ください。

貸出用車いす

貸出用に車いす11台を用意しています。

エレベーター

1階ホールから2階ホールへおいでの方にご利用いただけます。

館内はバリアフリーとなっていない所があります。介助が必要な方は、職員・イベントスタッフが対応しますので、気軽にお声掛けいただくか、電話で御連絡ください。(電話:0857-26-8042)

マスクの着用・手指消毒・検温など感染対策にご協力をお願いします。
新型コロナウィルスの感染状況により、鳥取県・鳥取市のガイドライン等に準拠し、

人数制限や中止・変更を行う可能性があります。

・トークショー
・会場情報
・イベントのお問合せ
kisui-pic_21.png

映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』先行上映会・トークショー

見えない人と見るからこそ、見えてくる!話題の書籍の映画化・ご本人登場!!

会場:鳥取県立博物館2階講堂

「全盲の自分でも、アートを見ることはできるのかもしれない」。

話題の書籍の映画版であり、「全盲の美術鑑賞者」白鳥建二さんを追った新作ドキュメンタリー映画の字幕版・音声ガイド版を特別に先行上映します。

そして、白鳥建二さん、監督の三好大輔さん、原案・共同監督の川内有緒さんを迎えたトークショーも同日に開催します。

web_汽水域_top画像_SPのコピー.png

運営|フクシ× アートWEEK 実行委員会

 ©ALPS PICTURES

​先行上映会

映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』

2022年/日本/107分
監督:三好大輔 川内有緒
出演:白鳥建二 佐藤麻衣子 森山純子ほか

恋人とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の白鳥さんは、「全盲でもアートを見ることはできるのかも」と、あちこちの美術館を訪れるように。いつの間にか「自由な会話を使ったアート鑑賞」という独自の鑑賞法を編み出しました。
水戸から東京、新潟、そして福島へ。アート作品をめぐりながら旅する白鳥さんと友人たち、美術館で働く人々、新たに白鳥さんと出会った人々が紡ぎ出す豊かで自由な会話。その旅路や見えない日常を追ったドキュメンタリー。

鑑賞料必要

​時間

開場10:00 日本語字幕版10:30‐12:17(舞台挨拶~12:30)
開場12:45 音声ガイド版13:15‐15:02(舞台挨拶~15:15)

※各回上映終了後、舞台挨拶あり

​定員

各回100名 ※先着順

料金

一般当日 1800円
一般ネット割引 1500円
障がい者割引 1000円(当日・ネットいずれも)
*会場で障がい者手帳等の提示をお願いします  ※付き添い1名様まで同料金
学生割引 1000円(当日・ネットいずれも)*会場で学生証などの提示をお願いします *未就学児は無料

*音声ガイド版は、視覚障がい者用の音声ガイドが会場全体に流れます。主に視覚に障がいがある方、見えにくい方、また音声ガイドの世界を体験したい方向けです。
*本作品は「UDCast MOVIE」に対応しています。アプリをダウンロードした機器が必要となります。ご利用の方は事前にご準備ください。

トークショー

『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』と一緒に考えるフクシ×アート

​時間

開場15:30 15:45‐16:45

※1時間予定、質疑応答あり

​定員

100名 ※事前予約制 先着順 当日受付あり

トークショー登壇者

kisui-pic_2_6.png
kisui-pic_3_3.png

白鳥建二[全盲の美術鑑賞者・写真家]

生れ付き強度の弱視で、中学くらいにはほとんど見えなくなり、20代半ばで全盲になる。美術館デートをきっかけに、鑑賞に興味を持ち、単独で美術館へ行く活動を始める。会話しながら鑑賞するという方法で、友人と美術館に行ったり、鑑賞会に関わるようになって20年以上になる。水戸芸術
館現代美術センターで開催されている、視覚に障害がある人との鑑賞ツアー「session!」のナビゲーターを10 年にわたり務めている。

kisui-pic_2_5.png
kisui-pic_3_3.png

三好大輔[映画監督/プロデューサー]

1972年岐阜生まれ。1995年日本大学芸術学部卒。音楽専門の制作会社入社。MVやライブ映像の制作に携わる。2000年PROMAX&BDA AWARDS受賞。広告会社を経て2005年独立。癌を患った友人の奥山貴宏を追った記録がNHKのETV特集「オレを覚えていてほしい」で評判となる。2008年より東京藝術大学デザイン科講師。市井の人々が記録した8mmフィルムによる「地域映画」づくりをはじめ、全国にその活動を広げる。東日本大震災後、安曇野に移住。2015年 株式会社アルプスピクチャーズ設立。2020年 松本の古民家に拠点を移す。全盲の美術鑑賞者白鳥建二のドキュメンタリー「白い鳥」共同監督。映画を中心に映像制作を行う一方、全国の大学等で映像の指導を行う。

kisui-pic_2_3.png
kisui-pic_3_3.png

川内有緒[ノンフィクション作家]

映画監督を目指して日本大学芸術学部へ進学したものの、いつしか中南米のカルチャーに魅せられ、米国ジョージタウン大学の中南米地域研究学で修士号を取得。米国企業、日本のシンクタンク、仏のユネスコ本部などに勤務し、国際協力分野で12年間働く。2010年以降は東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどの執筆を行う。
『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』(集英社)で第16回開高健ノンフィクション賞を受賞。趣味は美術鑑賞とDIY小屋づくり。また東京でギャラリー「山小屋」(東京)を運営している。最新刊は『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(集英社インターナショナル)。ドキュメンタリー映画『白い鳥』共同監督。

kisui-pic_2_4.png
kisui-pic_3_4.png

石田陽介[鳥取大学 准教授/ギャラリーコンパ主催スタッフ]

精神科病院勤務を経た後、まちに芸術養生が息づく社会の仕組みづくりの実践研究に取組む。現在鳥取で美術館セラピープロジェクトを推進中。日本芸術療法学会認定芸術療法士〔アートセラピスト〕。博士(感性学)。

MC:山下弥生(FM 鳥取)

 イベントのお問合せ

kisui-f-1.png
アセット 7.png
  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • YouTube

 WEEKsのお問合せ

フクシ×アートWEEK実行委員会
鳥取県鳥取市元町101(アートスペースからふる内)
TEL:0857-35-0191
E-mail:art.colourful.105@ncn-t.net

主催|


実行委員会|


特別協力|


協賛|

協力|

フクシ×アートWEEK実行委員会

(事務局:アートスペースからふる)
鳥取市、鳥取県、鳥取市商店街振興組合連合会

鳥取市中心市街地活性化協議会、十人十色
鹿野第二かちみ園 
鳥取県教育委員会美術館整備局

鳥取県立美術館パートナーズ

あいサポート・アートセンター
坂尾画材センター、鳥取市手をつなぐ育成会

鳥取商工会議所、鳥取信用金庫
鳥取大学地域価値創造研究教育機構
鶏鳴学園、一般財団法人たんぽぽの家

©️ フクシ×アートWEEK実行委員会

bottom of page